基礎(サーブ)


○サーブ

 サーブの目的は、エースを取る・リターンをさせにくくするなどゲームの主導権を握ることが大きな役割です。
サーブを打つためには、まず安定したトスアップを身につける必要があります。初心者のサーブのミスは、トスアップが原因の場合があります。

サーブには、フラットサーブ・スライスサーブ・トップスピンサーブなどがあります。基本的には、すべてコンチネンタルグリップでゆるく握ったほうが良いとされています。トスした後の、左手はおへそを隠すような位置に持っていくのがベストです。



○ストローク

まずワンバウンドしたボールをどこで打つかを覚えましょう。
下図で説明します。

テニスボールバウンド

初心者は、5/8の位置で打つのが良いでしょう。打つのは、頂点を過ぎたところと言われるかもしれませんがイメージしにくいと思いますので、しっかり位置を決めてイメージしやすい位置で打つようにしましょう。ライジングショットのように1/2より前で打つと相手に時間を与えることなく鋭いショットを打つことをできますが、すばやいフットワークと少ない情報量で打ち返さなくてはならないため、初心者には、難しいショットとなります。初心者が、5/8が良いというのは、ライジングショットとは違いバックスイング、フットワークをする余裕があるためです。自分が、どのタイミングで打っているかをイメージしながら練習することが大切です。

・左手の位置
 フォアハンドの時のラケットを握っていない手(以後、逆手といいます)は、非常に大切です。逆手によってバランスを取りつつ上半身が回転するため逆手をかかげた方向にボールを打ち出すのが自然な形になります。打ち出し際、逆手はラケットを持った手とクロスするようにするといいでしょう。正面からボールを受けるのではなく、ボールに対して直角に体を向けて打つ形になります。上図を、イメージし画面の5/8の位置で打つ感じが良いと思います。しっかり手元までボールを見るようにしましょう。ラケットを持った手と逆手が水平な場合は、フラットに打ち出し、逆手を少し上げた場合は、トップスピンをかけて打ち出します。逆手を下方向に持っていくとバランスが崩れうまくいかないことが多いです。


キメる!サーブ キメる!サーブ

球種の打ち分け自由自在!ダブルフォールト完全克服!
丸山薫の名手に学ぶサーブ上達ヒント


てに道楽 練習 テニス

inserted by FC2 system