大きく分けて以下の4種類の握り方があります。
右利き用 | 左利き用 |
右利きの方用に上図の番号を使って説明します。
上図は、ラケットの面を縦にした状態をグリップエンド側から見た図です。
体格や、手の大きさ、指の長さなどで多少変わるので自分にあった握り方を模索しましょう。どの握り方にも言えるのですが小指の第一関節が8角形の角にくるように握るとよいと思います。
コンチネンタルグリップ | |||
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握り方 | ラケットを地面と垂直にして、包丁を握るようにグリップを握ります。親指と人差し指のVの字が1と8の間辺りに来るように握ります。 | ||
長所 | フォアとバック(ダブルハンド)が打てる。フォアハンドのスライスが打ちやすい。 | ||
短所 | トップスピンやフォアの高い打点の玉に適さない。 | ||
適した ショット |
サーブ、ボレー、バックハンド(ダブルハンド) |
イースタングリップ | |||
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握り方 | ラケットを地面と垂直にして、右手をラケットの面にぴったりくっつけてそのままグリップまで持って行きそのまま握る。親指と人差し指のVの字が1〜2の間辺りに来るように握ります。 | ||
長所 | 手のひらとラケットの面が同じ角度なのでイメージがしやすい。 | ||
短所 | 回転系の玉が打ちにくい。高い打点の玉に適さない。 | ||
適した ショット |
フォアハンド、バックハンド(スライス) |
ウエスタングリップ | |||
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握り方 | ラケットを地面置きそのまま握る。親指と人差し指のVの字が3の辺りに来るように握ります。 | ||
長所 | スピンがかけやすく、高い打点のボールも打ちやすい。 ストローク向き |
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短所 | 打点が前のためリーチが短くなる。 | ||
適した ショット |
フォアハンド |
セミウエスタングリップ | |||
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握り方 | 親指と人差し指のVの字が2の辺りに来るように握ります。 | ||
長所 | ウエスタンほどではないがスピンがかけやすく、高い打点のボールも打ちやすい。 | ||
短所 | 打点が前のためリーチが短くなる。(ウエスタンより少しリーチが長い。) | ||
適した ショット |
フォアハンド、バック(シングルハンドのドロップショット) |
○メンタル
誰しもが、試合で練習どおりのプレーができずにいらだったことがあると思います。それを補うためには、メンタルトレーニングが必要です。このトレーニングにより実力に近いプレーができたり逆境に強い精神力をもてたりします。テニスは、雨などでできない日もありますのでそういった急に空いてしまった時間などをこのトレーニングに当てることをお勧めします。コートの中で練習するばかりがテニスの練習とは限りません。このトレーニングは、テニスだけではなく人生の色々な場面で役に立つと思われますのでお勧めします。